VIVANTでも注目の松坂桃李おススメ作品

現在放送中の日曜劇場「VIVANT」で大注目の俳優・松坂桃李さん。

VIVANTでは自衛隊の裏組織・別班の一員であり、堺雅人さん演じる乃木の相棒・黒須として出演中。

黒須はカッコいい印象の役ですが、松坂桃李さんの演じてきた役は本当に幅広くて素晴らしいんですよ!

 

まず印象に残っているのが、2021年放送のドラマ「あのときキスしておけば」。

スーパー店員の桃地のぞむ(松坂桃李)は、大ファンの漫画の作者・巴(麻生久美子)と付き合うようになるが、事故により巴の魂が見知らぬ男性・田中マサオ(井浦新)に乗り移ってしまうというラブストーリー。

突拍子もない設定のドラマなんですが、松坂桃李さんと井浦新さんが素晴らしくて、感動しました。

松坂桃李さんは、スーパーの青果売り場で働くパッとしない青年という役どころで、好きな人がいきなりおじさんになってしまうという状況に振り回される姿が楽しくて。

でも、戸惑いながらも巴への愛を貫く姿は胸に迫りました。

 

ハードな役どころでいうと2018年公開の役所広司さん主演映画「孤狼の血」。

昭和の広島を舞台に繰り広げられるヤクザの抗争と違法行為も当たり前の暴力刑事を描いたハードボイルド作品です。

暴力描写が苦手な方にはおススメできませんが、終始緊迫感にあふれたストーリーで、個人的には面白かったです。

松坂桃李さんが演じるのは、役所広司さん演じる掟破りな刑事・大上に必死でくらいついていく新米刑事・日岡。

大上のもとでヤクザ社会の裏も表も見せつけられ、自身の警察官としての正義と、どんな手段を用いてもヤクザと渡り合っていく大上の正義の間で揺れる様子を繊細に演じています。

またその3年後を描いた「孤狼の血LEVEL2」では大上の代わりに裏社会を取り仕切るようになっており、その変貌ぶりにも注目です。

 

あと、ドラマ「この世界の片隅に」もおススメ。

戦時下の広島を舞台に、戦時下の庶民の暮らしを描いた作品で、原作漫画やアニメも大好評の作品です。

松坂桃李さん演じる主人公・すずの夫・周作は、のんびりしてちょっと抜けたところのあるすずを愛する優しい青年で、すずを見守る笑顔がとにかくステキで…。

どれもストーリーも面白くて、松坂桃李さんの演技も堪能できる作品でおススメです!