ドハマり中のドラマ「VIVANT」の感想&考察

堺雅人さん主演のドラマ「VIVANT」。

豪華キャストと謎が謎を呼ぶストーリーで大好評のドラマですが、私もガッツリはまっておりまして。

第8話まで見た感想をネタバレありで語っていきたいと思います!

 

第8話は伏線回収は特になかったものの、エモーショナルな回でしたね。

特に、二宮和也さん演じるテロ組織テントの幹部・ノコル!

いつも冷静な表情で、あまり感情を表に出さないノコルですが、DNA検査の結果、堺雅人さん演じる乃木と役所広司さん演じるテントのリーダー・ベキが親子だと判明するシーンでの複雑な感情の揺れ動き。

親子だからといって仲間を裏切り殺す人間は信用できないと言っていたベキが、乃木を自分と同等に扱いだしたことによる嫉妬。

二宮和也さんの繊細な演技が光ってました。

あと、息子が生きていたと知り、一人涙を流すベキの姿にも心がアツくなりました。

 

気になるのは乃木がどういう目的でテントに来たのか、ということ。

生き別れた父親に会いに、という名目ですが、ベキのことよりテントの財務状況や活動内容を気にしているような気もします。

第8話で、テントは依頼されたテロを請け負い莫大な報酬を得ながら、各地に孤児院を運営しているとのこと。

でも、テロで孤児を増やしておいて孤児院を運営するなんて、矛盾している気もします。

罪滅ぼしってことなのかとも思いましたが、テロ行為をし始める前から孤児院をやっているようですし…。

テロを始めたのが3年前ということなので、そこで何があったのかですね。

孤児を増やしてまでテロで莫大な資金を得る目的とはなんなんでしょうか。

 

乃木とベキが親子であると証明されたものの、信じていいのかと疑ってしまいます。

松坂桃李さん演じる別班の黒須も檻から出され連れていかれたまま生死不明な状態。

おそらくひそかに作戦遂行中なんだろうなと思いますが、何を信じていいのか分からなくなってきましたね。

裏切り者の色とされている、黄色い帯を身に着けるベキとノコルの真意もわかりませんし。

次回が9話ですが、本当にこのドラマはワンクールで終わるのかと心配になっております。

第9話ではベキの過去やテント創立のことが描かれるようなので、すみずみまで見逃さないようにしたいと思います!